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野趣あふれる露天風呂

旅行に行って宿に温泉があるのは嬉しいものだ。
豪華な内風呂もいいけれど、何といってもそよ風にあたりながらの露天風呂が最高だ。
山間の宿では、露天風呂を建物から離して開けた場所に作るところがある。
風呂につかりながら、夜には満天の星や天の川、
昼なら野草の花や蝶々が楽しめる。

ある日こんな露天で、一人で朝風呂に入っていた。
と、花の蜜に誘われ何とハチが飛んでくる。
「あっちに行け、こっちに来るな」と念ずれば念ずるほどそばに寄ってきて、
遂には頭の上にとまられた。

裸で出てハチと鉢合わせでは洒落にもならず、
じっと熱いお湯の中で我慢するしかない。
潜水する手もあるが、ほんとに飛んだかどうかは分からない。
濡れたまましがみ付いていたら大変だ。

茹でダコ状態で困っていたら、折よく宿の方が来て
「これはハチに似たハナアブで刺しません」とつまんで取ってくれた。
図鑑で昆虫は勉強できるが、
頭にとまった虫を観察するのはどうやっても不可能。
次からは厚手のタオルを頭に巻いて朝風呂に行くべきか・・・

2011.1.1  

藤田博之


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